成長記
2005年、モンシロチョウが道端のイヌガラシに産卵しているのを 偶然目撃し、拉致ってきました(*^▽^*)。 ↑モンシロチョウの卵。 シロチョウ科の卵は、円錐に近いカタチをしていて、 縦に細かい線がたくさん走っています。 誕生が近づくと、レモン色からオレン…
2010年晩秋、「サンショウにかわいい虫がいる」と聞いたとき、 まあナミアゲハの幼虫だろうと思っていた。 だが、実物と対面すると……なんとカラスアゲハの幼虫ではないか! 我が家(江戸川区)では始めてである。 透き通るような肌がかわいい☆彡 ときどき頭…
温暖化に伴い分布を北に広げているチョウとして、 有名な種の一つがナガサキアゲハです。 1945年頃には、四国の一部と九州にしかいなかったのですが、 現在は東北南部まで分布を広げているようです。 我が家のミカンに、はじめてナガサキアゲハの幼虫がやっ…
クロアゲハは、最も普通に見られる黒いアゲハです。 飛び方が速いながら、優雅な雰囲気を醸し出しているので、 しばしば子どもの憧れの蝶にもなるようです。 クロアゲハの若齢幼虫は、他のアゲハ同様、 鳥のフンのような色彩をしています。 ナミアゲハに比べ…
アオスジアゲハは、美しい蝶の代表格✨です。 飛び方も速く、しばしば虫好きな子どもの憧れの的になります。 幼虫は、江戸川区の「区の木」になっているクスをはじめ、 シロダモ、ニッケイ、タブノキなどの葉を食べるため、 都市部(江戸川区も)にもかなり多…
雑草中の雑草。それがヤブカラシというつる植物だ。 名前の由来は「藪枯らし」、なにしろ繁茂するパワーが凄いので、 しばしば目の敵にされ、除草されてしまう。 虫好きからのお願い。ヤブカラシを残して。 なぜならそこには、セスジスズメの幼虫がいるから…
ルリタテハの幼虫を見つけ、飼育したことは2回ある。 2010年と2017年である。 いずれも、江戸川区内の知人宅のユリにて発見している。 幼虫はご覧のとおり、かなりごっつい容姿なので、 将来、あんな綺麗なチョウになることはなかなか想像できぬ。 大きな子…
2007年6月。 フットボールリリーがむしゃむしゃ食べられているのを発見!葉っぱを捲ると、とりあえずカブラヤガの幼虫を1頭見つけました。ただ、食痕から想定するに、あまりに小さいイモムシだ……。 散乱してたフンを流そうとリリーに水をかけると、 出てくる…
毛虫といえば、当然みんな毛深いのだが、 その中でも特にフサフサの「ザ・毛虫」は、クマケムシと呼ばれる。 クマケムシは歩くのが非常に速い。 人が歩く速度を上回るのではないか。 このクマケムシとは、スジモンヒトリやシロヒトリなど ヒトリガ科の幼虫の…
2007年7月の記録です。 お墓参り用に買ったトルコキキョウで、何かがゴソゴソ動き出しました。 蕾の中から現れたのは、一頭のアオムシ(イモムシ?)。 おそらくオオタバコガの幼虫です。 くねくね、むにむにと存在をアピールします✨ やがて、蕾の中で蛹にZz…
モクレンやライラックなど食べ、江戸川区にも多い「スズメガイモ」です。 スズメガの幼虫は全般に大きく、小型種でも6センチくらい、 大型種だと14センチものジャンボイモムシになります! サザナミスズメ幼虫は、体長70ミリくらいなので、 やや小型というこ…
クチナシを丸坊主にするイモムシといえば、 園芸好きの方であれば即座に思い浮かぶことだろう。 あの子はオオスカシバ(スズメガ科)の幼虫です。 私が最も多く育てたイモムシは、間違いなく、このオオスカシバ。 ではオオスカシバの成長を見ていきます☆彡 …
2007年初夏。 自宅前の電柱の「ど根性ムクゲ」にて、 ヒメシロモンドクガの幼虫を発見し、強制スカウトしました。 ドクガ科ですが毒針毛を持ちません。長時間ナデナデスリスリすると、ごくまれに軽微な発赤を生じる例もあるようですが、短時間で治癒します。…
10年くらい前の暑い日、フジで大きなシャクトリムシを発見。 暑いからか、なんとなくだるそうなシャクトリムシ……。 ↑ほどなくして体が済んだ緑色になった。 この1時間後、地下へ姿を消す。 土の中で蛹になったのだろう。 ↑ぬけがらです。 ↑羽化した可愛い子…
この可愛い子は誰でしょう? アメリカシロヒトリにキウイフルーツをあげてみた 実はこれ、アメリカシロヒトリの成虫です。 アメリカシロヒトリといえば、1970~1980年代には、 街路樹の大害虫として有名になり、一時は、 日本中の緑を食いつくすかのような勢…
「蛾は苦手だけれど、こいつだけは好き(はーと)」✨ そんな声をしばしば耳にするのがオオミズアオ。 学名ではかつてActias artemisといい、月の女神アルテミスを意味した。 (現学名はActias aliena) 忘れもしない2007年10月、近所のウメの木の下に、 見た…