アオスジアゲハは、美しい蝶の代表格✨です。
飛び方も速く、しばしば虫好きな子どもの憧れの的になります。
幼虫は、江戸川区の「区の木」になっているクスをはじめ、
都市部(江戸川区も)にもかなり多くみられます。
ただ寄生される確率が高く、
異常発生する例はあまり聞きません。
拡大すると意外に可愛い顔をしていることもわかります(2004年)。
幼虫は新芽を好んで食べます。
新芽は通常高い所にあるので、ひこばえのように
幹から芽生えているところが、幼虫を見つけやすいでしょう。
2004年初夏、そんな「ひこばえ」で見つけた幼虫です。
だんだん大きくなり、緑がかってきます。
もう完全に緑色、葉っぱにそっくりの色です。
終齢幼虫になりました。
なでなでしたくなるような顔ですね。
これは別のコ(2018年、庭のシロダモにて)。
カピバラのようにぬぼ~っとしています。
さらに別のコ。たしか2016年、葛西臨海公園にて。
蛹になりました。
翅の色が透けてきました。羽化は間近です!
羽化したばかりのアオスジアゲハ成虫。
そしてぬけがら。
アオスジアゲハのオスは、よく吸水にもやってきます。
吸水しながらしばしばおしっこをし、また
ヒトのおしっこにもよくやってくるそうです。
さらに別の個体。サクラソウがお気に入りのようでした。