↑春の風物詩とも言える土筆。土筆はスギナというシダ植物の胞子茎、
土筆の周りの葉のようなものが栄養茎です。
食用や漢方に使われる一方で、「手に負えない雑草」とされる面もあります。
↑スズメノカタビラ
身近に見られる、小型のイネ科野草ということで、
教科書にも出てきます。
酷似した種も多いため、正直同定に自信がない……。
↑ノボロギク
ごく身近なキク科の野草でヨーロッパ原産。
「野に生えるボロギク」の意味で、ボロギクとはサワギクのことだそうです。
↑ナズナ
通称ぺんぺん草。目立たない花の代表ともいえ、
『よく見れば なずな花咲く 垣根かな』という芭蕉の句がある。
↑ホトケノザ
赤紫色の花をつけ、一面に咲くと息を飲む美しさ。
春の七草の「ホトケノザ」とは、実際にはコオニタビラコのこと。
ホトケノザを食べる昆虫は滅多にいないところも面白い。
↑外来タンポポ種群
今や、都市部のタンポポのほとんどがセイヨウタンポポなので
在来タンポポ(カントウタンポポやトウカイタンポポなど)ではないか?
と興奮して詳しい友だちに聞いてみたところ、
外来タンポポとの雑種のようです。