地元・江戸川区で出会った蛾を紹介していきます✨
まずはカノコガ(ヒトリガ科)。
「蛾に見えない蛾」の代表的存在で、フタオビドロバチに擬態してるとか。
幼虫はギフチョウの幼虫に似た毛虫型で、
タンポポ、シロツメクサ、スギナ、ギシギシなどの野草を食べます。
↑カノコガ。2009年江戸川区。
↑カノコガ。2010年千葉市?。
続いてトビイロシマメイガ(メイガ科)
鮮やかで美しく、出会うと印象に残ります。
江戸川区でも何回か見かけ、珍種ではないが、
生態の詳細は謎に包まれている。
幼虫はアシナガバチの巣を食べるとも、イチイやスギの葉や球果を食べるとも。
↑トビイロシマメイガ。2004年江戸川区。
↑トビイロシマメイガ。2006年江戸川区。
それからシロオビノメイガ(ツトガ科)
ホウレンソウなど多種の葉を食べます。
草原には必ずと言っていいほどいる、妖精のような存在と言えるでしょう。
↑シロオビノメイガ。2004年江戸川区。
カギシロスジアオシャク(シャクガ科)も
実家にやってきたことがあります。
幼虫の食草はクヌギ、ナラ、クリなど。
↑カギシロスジアオシャク。2010年江戸川区。
秋になると、我が家のモクレンにたくさん現れるのが
ヒロヘリアオイラガ(イラガ科)の幼虫です。
それほど大食いでなく、モクレンが枯れることはなさそうなので
いつも放置してしまい、飼育写真がないことに気づきました。
↑ヒロヘリアオイラガ。2003年江戸川区。
羽が透明で天使のような印象を受ける蛾がマエアカスカシノメイガ。
江戸川区でもときどき灯火に飛んでくる普通種です。
幼虫はキンモクセイ、イボタノキなどを食べます。
↑マエアカスカシノメイガ。2005年江戸川区。
クロモンキノメイガも来ました。
幼虫はアブラナ科、キク科、マメ科、セリ科などを食べるといいます。
↑2006年早春。江戸川区。