気象予報士2670号(金子大輔)の虫虫博物館♪

昆虫、虫、生き物ネタを集めるブログです(*^▽^*)

育児・教育で一番大切なこと

この前、某ビジターセンターでシフトに入っていたときハエトリグモが現れた。お客さんは7、8人くらいおり、みんな子連れのお母さんだった。ある子どもが「クモだ!クモだ!」と叫ぶと、「生き物だから優しく観察するんだよ」という声かけをしてくれたお母…

虫・生物系の拙著

2019年夏、念願の「虫の本」が出版できました。蛾(特にスズメガ、ヤママユガ、ドクガ)に焦点を当てています。「蛾はかわいいのだ」ということを伝えたい、渾身の一冊です! そしてこちらは、ヒトのおしっこからスタートして、他の動物は?虫は?と話を広げ…

最近、江戸川区で出会ったイモムシ・毛虫たち

モンシロドクガの幼虫 ↑モンシロドクガの幼虫(江戸川区、2019年5月)サクラ、ウメ、バラ、クヌギ、コナラ、クワ、ナシ、リンゴなどの葉を食べる毛虫。毒針毛を持ち、触ると危険ですが、市街地での大発生の例はないようです。この個体はウメの葉を食べていま…

この春、江戸川区で出会った虫たち

ヒメハラナガツチバチ ↑ヒメハラナガツチバチ(3月、東京都江戸川区)小松川ビオトープにて、タンポポに夢中になっていました。成虫は花の蜜を吸いますが、コガネムシの幼虫を狩ってそこに産卵し、孵化した幼虫は、コガネムシの幼虫を食べるとされています…

「ナウシカ系」と思われる芸能人・有名人の方々

ここ何回か、「ナウシカ系」の記事を書いてきました。★ナウシカ系人間とは http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/naushika.htm 芸能人や有名人の中にも、ナウシカ系とおぼしき人はけっこういます。私の記憶にある限りで、ナウシカ系っぽい言動を集めてみま…

『虫好きオフ会』の実績~広がれナウシカ系の輪

これまで何回か、虫好きな方々とのオフ会を実施してます。そのオフ会実績を記録します。 【オフ会記録】・2018年9月28日:大昆虫展『昆活』・2017年6月11日:サンシャイン『猛毒展』・2016年12月17日:昆虫大学@横浜・2016年8月20日:みなとみらい「キモい…

虫好き女性(ナウシカ系女子)の共通点

おもしろい記事を見つけました☆彡しかも、たった一月前くらいに書かれたほやほやの記事です。「虫ガール」が増殖中で、なおかつ存在が知られつつあるのは嬉しい限りです。 LADYCOの記事によると、彼女たちには以下のような特徴があるとのことです。1.昆虫に…

赤っぽいトンボ(アカトンボ中心)

アカトンボの仲間は同定がなかなか難しい。とりあえず写真に収めて、じっくり同定するのが得策だろう。 これまで集めた赤っぽいトンボを集めてみました。「最も赤い」とされるショウジョウトンボはアカネ族ではないので、アカトンボとしてよいのか微妙なので…

甲虫三昧☆彡・その2

大型で非常に強い台風24号が接近、外出を控え、溜まった写真を整理してみました✨。 ↑オオクチブトゾウムシ:2013年6月、千葉県立中央博物館の生態園。まるで粉をまぶしたような模様の、大型クチブトゾウムシ。 ↑セマダラコガネ:2009年6月、東京都江戸川区色…

千葉県立中央博物館の生態園にて・その2

今朝も千葉県立中央博物館の生態園で、野鳥調査のボランティア。 この時期、野鳥は少ないのだが、多くの虫との出会いがありました(*´▽`*)。今日は「かわいいコ」との出会いが多かったです✨ ↑ハグロハバチの幼虫。 ギシギシの葉には高確率でいる。いつ見ても…

千葉県立中央博物館の生態園にて

急に涼しくなり、雨が降ったりやんだり☂……。 野鳥調査をしながら生態園を歩くと、 わずか1時間強で、非常にたくさんの出会いがあった。 特にヤブカラシに夢中になっている昆虫多数✨ ↑ウバタマムシ Googleの検索窓だと「ウバタマムシ 珍しい」と出てくる。 魅…

甲虫三昧☆彡

甲虫の種類はものすごく多く、 特に小型種では同定に骨が折れます。 比較的有名で、同定しやすかったものから上げていきます。 ↑アカガネサルハムシ:2018年川崎市麻生区 とにかく美しいことで有名✨。生物分類検定2級あたりでも出題されます。 ブドウやエビ…

ガガンボ・ユスリカ三昧☆彡

※同定に全く自信がありませんm(__)m。 同定ミスがありましたら教えてください。 ガガンボ、ユスリカは地味で、 虫好きの中でも、これらに夢中になっている人は稀でしょう。 ただ、ガガンボでは少なくとも日本で700種、世界15,000種、 ユスリカは日本で1000種…

8月30日川崎市麻生区の虫たち

30日、久しぶりに川崎市麻生区へ。 ゆったり歩いたところ、けっこうたくさん出会いがありました☆彡 ↑オオシオカラトンボの♂(トンボ科) 初めて見たかもしれない。一度は逃げられてしまったものの、 同じ場所に戻ってきてとまってくれました。 ↑マメコガネ(…

ヒトスジシマカなど☆彡

カの一部種は、交尾後のメスが吸血するということで、 古くから人間と関わってきた昆虫であるといえるでしょう。 蚊は世界に約2500種、日本で約100種見つかっていますが、 身近に血を吸うのは ヒトスジシマカ、アカイエカ、チカイエカなどです。 夜中に耳元…

スズメガ三昧☆彡

ツイッターの「虫垢」では、 suzumegamania(スズメガマニア)というアカウント名を使ってるほど、 スズメガが大好きです(*^▽^*)。 ネットでもSMG(スズメガ)という愛称で、 アイドル視されていたりします✨。ちなみに私は、LINEのIDも日本最大のスズメガの…

川崎市麻生区で出会った蛾

私の勤務先がある麻生区(栗平駅の近く)で 出逢った蛾を紹介します。 ↑トビイロトラガ(ヤガ科):2017年5月幼虫はタテハチョウの幼虫に似た容姿で、ブドウ科を食べるという。 ↑ウスキツバメエダシャク(シャクガ科):2017年10月 幼虫の食草は幅広い。 ↑ビ…

旅先で出会った蛾

今回は、一期一会の旅先で出会った蛾を紹介します。 ↑キンモンガ(アゲハモドキ科):2011年8月群馬県草津町幼虫はリョウブ科の葉を食べるという。 ↑ヤママユ: 2009年群馬県みなかみ町 ↑ヤママユ: 2009年群馬県みなかみ町 ↑ヨツボシホソバ(ヒトリガ科):…

3種のセミの羽化

江戸川区で見られるセミ5種のうち、 これまで羽化シーンを見たことがあるのは3種だけ。 ミンミンゼミとクマゼミの羽化シーンは、 未だ見たことがないことに気づきました。 関東のクマゼミは動作が素早く、写真を撮るのはムリゲーなので、 羽化シーンは貴重な…

スズメバチ三昧☆彡

2018年は、秋になると、 特に関東でスズメバチの被害が目立つと推定されます。 スズメバチは「晴耕雨読」の生き物。 史上初・6月の梅雨明けを迎えた関東では、 スズメバチの巣が巨大化していることが予想されるためです。 また、台風や豪雨で壊れてしまう巣…

セグロアシナガバチのマイホーム作り

2006年、我が家のベランダにセグロアシナガバチが営巣✨ この巣は途中で女王バチがいなくなってしまったものの、 働きバチが羽化することで巣は継続され、 最大でメンバーは5、6頭になりました。 ↑1頭で巣作り。 ↑蛹になったようです(白い蓋がされている部…

アリ三昧☆

アリはなかなか厄介です 身近にいるのに、動きが活発で写真を撮りにくく、 小さいので同定も難しい。 (日本には約280種が生息しています) 私が子どもの頃、アリは嫌いな昆虫のひとつでした。 「社会」を作るところが「人間っぽい」からです。 今ではそんな…

☆彡カマキリ三昧☆

カマキリは「昆虫界の猛獣」。他の昆虫はもちろん、 キクイタダキという小さな鳥を捕食した例もあります。 同時に、とても表情が豊かで、見ていて飽きない昆虫でもあります。 そんなカマキリのいろいろな表情を集めました。 ↑ギロリ「なんか用?」 2006年江…

☆彡ゴキブリ三昧☆

PCを整理すると、出てきたのは クロゴキブリとモリチャバネゴキブリだけ。 意外にもゴキブリの写真を撮っていないことに気づいた。 ↑クロゴキブリの若齢幼虫。2017年江戸川区。 ↑クロゴキブリの終齢幼虫(?)。 そっと前に回り込んで……。 お顔をパシャリ。…

江戸川区の蛾・その1

地元・江戸川区で出会った蛾を紹介していきます✨ まずはカノコガ(ヒトリガ科)。 「蛾に見えない蛾」の代表的存在で、フタオビドロバチに擬態してるとか。幼虫はギフチョウの幼虫に似た毛虫型で、タンポポ、シロツメクサ、スギナ、ギシギシなどの野草を食べ…

モンシロチョウ成長記

2005年、モンシロチョウが道端のイヌガラシに産卵しているのを 偶然目撃し、拉致ってきました(*^▽^*)。 ↑モンシロチョウの卵。 シロチョウ科の卵は、円錐に近いカタチをしていて、 縦に細かい線がたくさん走っています。 誕生が近づくと、レモン色からオレン…

その他アゲハチョウ科

現時点で持っているアゲハチョウ科の、その他の写真をまとめます。 日本には22種(世界で600種弱)のアゲハチョウが知られていますが、 日本のものだけでも、全種揃えたいものです。 ↑ジャコウアゲハのメス(オスは真っ黒に近い)。千葉市にて。 飛び方は、…

カラスアゲハ成長記

2010年晩秋、「サンショウにかわいい虫がいる」と聞いたとき、 まあナミアゲハの幼虫だろうと思っていた。 だが、実物と対面すると……なんとカラスアゲハの幼虫ではないか! 我が家(江戸川区)では始めてである。 透き通るような肌がかわいい☆彡 ときどき頭…

ナガサキアゲハ成長記

温暖化に伴い分布を北に広げているチョウとして、 有名な種の一つがナガサキアゲハです。 1945年頃には、四国の一部と九州にしかいなかったのですが、 現在は東北南部まで分布を広げているようです。 我が家のミカンに、はじめてナガサキアゲハの幼虫がやっ…

クロアゲハ成長記

クロアゲハは、最も普通に見られる黒いアゲハです。 飛び方が速いながら、優雅な雰囲気を醸し出しているので、 しばしば子どもの憧れの蝶にもなるようです。 クロアゲハの若齢幼虫は、他のアゲハ同様、 鳥のフンのような色彩をしています。 ナミアゲハに比べ…